数字に強い経営者は理解している減価償却費とは②?

なぜ、減価償却費の根本がわかると通期の利益予想に役立つのでしょうか?

 

前回に引き続いてお伝えしていきます。

まず、復習です。

減価償却費は、高額のもの(原則10万円以上のもの)は、一括で経費にならずに、耐用年数(その物が理論上価値が0になるまでにどれくらいの年数を要するかの指標)に応じて、段階的に経費にしていくのでした。

では、それが通期の予想にどう関係があるのか?いや、そもそも無いんじゃない?と思うかもしれません。

でも、そんなことはありません。

なぜなら、減価償却費は基本的に長期間にわたり、期の初めに今期どれくらい減価償却を行うのかが会計士に聞けば予想できるからです。

 

その分に関しては、キャッシュの出入りがあろうが、なかろうが絶対経費になります。

この経費は、営業利益から引かれるので、どれくらいの経費が期の前から引かれるのか?ここを理解しておくことが大切です。

※今回の内容は文章だとわかりづらいかと思いますので、ぜひ動画をご覧ください(https://youtu.be/RebxY32QgB8)

このことを知っておくと、自分たちがいくら以上稼ぐと利益が出るのか?がわかります。

ここを考えておらず、節税のために保険やボーナスを支払った場合、最後の最後でなぜか会社が赤字になって銀行からしっかりしてくださいよ!と言われることは、全然あります。

 

銀行は、営業利益が出ていない会社に対しては、厳しい見方をしますが、1円でも出ていればそこまで何か言ってくるということはありません。

 

ですので、しっかりと期の最初に通期の減価償却費を理解しておくことは銀行対策にも有効なのです。

 

以上が、数字に強い経営者は理解している減価償却費とは②?でした。

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YUTA NOMIYAMA

愛知県立大学の英米学科卒業後、 いきなり父親が経営する溶接会社に就職。 銀行の立て直し、新規のクライアント探し, 給与の大幅UPを実現した。

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